子どもたちと、大丸有で。
子どもたちが夏休みに、イキイキと遊びながら学び、体験ができる「エコキッズ探検隊」を開催。千代田区内の小学校への“出前授業”も行い、エリア内の企業や店舗の結集した英知を、子どもたちの興味につなげています。
絵具の「濡れ」と「はじき」によって模様ができることを学習
ディレクトフォース
麹町小学校 2018年12月8日(土)1年生
日本の伝統工芸である 「墨流し染めの着物」や欧州の 「マーブリング」作品を観てもらいながら、どのように描かれているかをまずは問いかけました。その複雑で精巧な模様に想像を膨らませ「スゴい」「キレイ」などいろんな声が飛び交う中、実験がスタート。墨の量や順番によって模様や濃さが変化する古くて新しい理科実験のお絵かきから、「水に濡れる・水をはじく」といった性質を学びました。水に浮いた墨が絵はがきにキレイにうつり、作品になっていく体験が強く印象に残ったようです。
水の表面に「表面張力」という力がはたいていることを学習
ディレクトフォース
麹町小学校 2019年1月18日(金)2年生
コップの中に、水より重い一円玉をそっと置くとミズスマシのように、水の表面に浮かび、「表面張力」という力が働いていることを学びます。スチロール紙で帆かけ船を作り、水槽に浮かべ表面張力の弱いエタノールを船尾に垂らすと船は走り出し、児童は楽しみながら表面張力の差で動く原理を学びました。初めて知る内容に、驚きの声が多く上がりました。
電池から電気がつくられる原理を学びます
ディレクトフォース
麹町小学校 2018年12月17日(月)3年生
目に見えない電気を生み出し電池を作る今回の授業では、「活性炭」 「アルミ箔」「食塩水」といった身近な材料を重ね層にすることで電気を生み出す実験です。授業開始時はみんな半信半疑の様子でした。それが、実際に自分たちが作った電池でモーターが回ると、大きな歓声が響き児童たちはこの実験に惹き込まれていきました。電圧を測り、より強い電圧を生み出そうと色々試行錯誤してチーム毎に競い合い、非常に盛り上がる授業となりました。
鉄が酸化するときに発生する熱を使いカイロを作ります
ディレクトフォース
麹町小学校 2018年12月18日(火)4年生
鉄が酸化するときに発生する熱を使ってほかほかカイロを作りました。カイロを作る各段階で、温度を計り、どうして温度が上がっていくのかを勉強しました。また、少しだけ食塩水を加え、その塩水が触媒という科学で重要な役割であることも学びました。鉄の温度を計るたびに児童からは驚きの声が上がっていました。
「吸熱反応」について楽しく理解します
ディレクトフォース
麹町小学校 2019年1月21日(月)5年生
尿素を水に溶かすと、周りの熱を奪いながら溶けていく「吸熱反応」を理解してもらうために、尿素の入った袋の中に水を入れた袋を入れそれを一気にたたいてつぶします。尿素は水に急激に溶け、10℃~20℃程度水温が下がり、児童は水温が急激に下がるのを体験し、その冷たさに思わずびっくりしていました。
反射、屈折、全反射など光の現象を勉強します
ディレクトフォース
麹町小学校 2019年1月21日(月)6年生
鏡や水で変化する光の反射、屈折、全反射などの光の現象を実際に目で見て観察し、このような現象がなぜ起きたのかを勉強しました。さらに、全反射を利用した光ファイバーとそれを用いた内視鏡を体験し、光ファイバーを使った光の花を咲かせました。暗くした室内できれいに光る光の花を見て児童たちからキレイという声がたくさん上がっていました。
発砲ウレタンの化学反応を体験しその性質について学習
ディレクトフォース
麹町小学校 2019年2月28日(木)書道クラブ
熱をかけると縮むという性質を持つ発泡ポリスチレンの板を使い、水を含んだ絵具で自分の名前や絵を描いて温め、その温度差で生じる効果を利用した「描いた部分が立体的に残った表札」を作りました。表札を作る前には、発泡スチロールの性質を知るために高いところから卵を落としても割れない実験や発泡スチロールの箱に乗ってみる実験なども体験しました。